この度、救急科専門医プログラムを昨年終えた小出恭大先生と、
熊本より国内留学に来られている小原隆史先生が無事、救急科専門医を取得されました😊‼️
おめでとうございます🙌🎉
この度、救急科専門医プログラムを昨年終えた小出恭大先生と、
熊本より国内留学に来られている小原隆史先生が無事、救急科専門医を取得されました😊‼️
おめでとうございます🙌🎉
水素の臓器保護効果に関するBasic Scienceのreviewが、Biomedicinesにpublishされました。
donor、recipient、graft ぞれぞれに対して水素の多彩な効果による臓器保護効果が報告されていること、
また、投与経路も多様であることを中心にまとめております。
reviewの考え方・整え方を一からご指導頂きました中尾先生、内藤先生、共著者の先生方、
本当にありがとうございました。
AMSにpublishされましたのでご報告申し上げます。
成人の敗血症性ショックの初期治療において何を指標に初期蘇生を行うかをネットワークメタアナリシスで検証したものです。
当たり前の結果かもしれませんが、乳酸値あるいはCRTが他の指標よりも優れている可能性が示唆されました。
小崎先生のRESTRIC trialの二次解析論文がWorld Journal of Emergency Surgeryにpulishされました。
RESTRIC trialは重度の出血を伴うあるいはそれが予測される重症外傷患者を対象としたクラスターランダム化クロスオーバー非劣性試験で北海道大学の早川先生を中心に当施設も参加させていただきました。最大で受傷後1週間までの急性期において、Hb7〜9g/dLを目指す制限輸血戦略とHb10〜12g/dLを目指す非制限輸血戦略の28日生存率や合併症は両群で同等であるという結果でした。
二次解析では来院時の乳酸値によりアウトカムが変わるのではないかという仮説を立て、来院時の乳酸値により3群に分けて解析しました。結果、28日生存率は3群いずれにおいても有意差は認めませんでしたが、乳酸値が低い群では、28日間の非人工呼吸管理日数や非ICU滞在日数が短くなってしまうという臨床的にも意義深い結果を見出しました。
共著者の皆様有り難うございました。
特にコアメンバーの先生方の多大なるご指導・ご助言を賜りこの場を借りて深く感謝申し上げます。
近年のホットトピックスである集中治療後症候群について、心停止蘇生後の患者さんにフォーカスを当て、
来院時とフォローアップ時の頭部CTを利用して、側頭筋の面積や厚さ、CT値の変化について当院を含めて
6施設にご協力いただき多施設後向視的研究を行いました。
フォローアップCTは中央値4日後に撮影され、来院時と比較して有意に側頭筋の面積や厚さ、CT値は低下していました。
これは1日にあたりの萎縮率に換算すると中央値2.0%で、心停止蘇生後の患者さんでも早期に筋萎縮が観察され、
これまでの研究で報告されてきた、他の重症患者さんの大腿四頭筋などの萎縮率と一致する結果でした。
1日あたりの萎縮率の中央値で2群に分けて、生存率や神経学的予後を検討しましたが、Cox比例ハザード分析では有意な差は認められませんでした。
また、多変量解析で萎縮に関連する因子を抽出することはできませんでした。
後ろ向き研究であることや比較的患者さんの数が少なかったことなど様々な限界はありますが、
心停止蘇生後の患者を対象として、またCTという客観的指標を用いて検討できたことは大きな意義があると考えられ、
今後のこの分野の研究の更なる発展につながると考えられました。
本郷先生、おめでとうございます。
ご協力いただいた皆様有り難うございます。
本郷先生が岡山県医師会学術奨励賞を受賞されました。
12月9日(土) 岡山県医師会館にて
本郷先生、おめでとうございます!
2023年11月28日~30日に行われた、第51回日本救急医学会総会・学術集会に参加しました。
発表された先生がた、お疲れ様でした!
詳細は下記をご覧ください。
中尾篤典教授が連載中の、レジデントノートこんなにも面白い医学の世界
第111回『冬にインフルエンザや風邪が流行るのはなぜ?』が掲載されました
田邉先生のDNAR指示のある院外心停止患者の病院到着後の治療パターンと医療者のストレスに関する岡山県内でのアンケート調査論文が
Resuscitation Plusにpublishされました。
研究計画、アンケート内容の吟味からここまでよくまとめられたと思います。
おめでとうございます。
内藤宏道先生の論文がResuscitationに掲載されました。
蘇生中の換気で胃に空気がはいることがあります。胃に空気が入ることによるROSCへの影響をCTスキャンのデータで確認しましたが、
空気の流入はROSCには影響しませんでした。
空気の流入量はあまり多くなかった(胃の容量の中央値で400ml)ためかもしれません。
論文執筆にあたり、たくさんの先生方に計画、データ取得、論文執筆とお世話になりました。