庵谷紘美先生・湯本哲也先生の論文が掲載されました

腹痛で来られた60代の患者さんでCTで胃壁に気泡が認められ、胃気腫症と診断されています。

胃気腫症は比較的珍しい病態で胃内圧があがり、続発する粘膜障害が発症に大きく関与しますが、

この患者さんも上腸間膜動脈によって十二指腸横行脚が圧迫されるSMA症候群を合併していました。

来られた時は、重症の呼吸性アシドーシスで瀕死の重症でしたが、

庵谷先生や湯本先生はじめスタッフの懸命の治療で手術をすることなく、保存的治療で元気に退院されました。

2019, Case Rep Crit Care

2019年03月25日(月)| NEWS

新たに多施設共同研究が開始されます

救命救急科では新たに、
新鮮凍結血漿投与の実態と急性期出血に関する前向き観察研究が開始されます。

 

【研究責任者】
救命救急科 教 授 中尾 篤典
【本学における研究分担者】
救命救急科 准教授 内藤 宏道
救命救急科 助 教 藤崎 宣友

 

詳しくはこちらをご覧ください。

研究内容

 

2019年03月22日(金)| NEWS

県内の移植医療関係者を対象としたワークショップが開催れます

2019年3月9日 倉敷中央病院にて、“最期の意思”を叶えるため、県内の移植医療関係者を対象とした「平成30年度岡山県臓器提供ワークショップ」を開催されます。

急性期型の『終末期医療』に直面した患者や家族、そして私たち救命救急医療従事者が『終末期医療』を吟味する時間はあまりにも短く、常に困難な対応を迫られます。

そのような状況において、『脳死とされうる状態』となられた患者さんやご家族に対し臓器提供選択肢提示を切り出せない救命救急医療従事者があまりにも多い現状は、やむを得ないのかも知れません。

しかし、臓器提供選択肢の未提示は『救急医療における終末期医療に関する提言』や『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン』で強調されている『本人・家族の意思の尊重』を遵守していると言えるのでしょうか?

今回のワークショップでは、スペイン・米国で臓器提供の研修を積まれたり、各地でコーディネーターとして活躍されたりしている方々を講師にお招きし『本人の“最期の意思”を家族が叶える』ためのノウハウを教授いただきます。

 

講師として岡山大学救命救急科より、中尾篤典教授、内藤宏道准教授、尾迫貴章先生が参加します!!

平成30年度岡山県臓器提供ワークショップ

2019年03月08日(金)| NEWS