論文掲載の報告です。内藤宏道先生が共著者としてPittsburgh大学主体の研究に参加されました。
心停止蘇生後の昏睡患者のうち、治療撤退(WLST)後に死亡した症例のうちかなりの数で、治療を継続していれば回復の可能性があったかもしれない。本研究では、2391例中1431例のWLST後死亡症例を対象に38人の専門家が評価したところ、63.8%の症例で少なくとも1人の専門家が回復の可能性(1%以上)があると答えた。本研究の結果は、偏った予後予測に基づく死亡を避けるための対策が必要であることを示している。
どのくらい診療医の予後予測に差があるか、Tableを是非みてほしいと思っています。
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2831889