
『岡山プライマリ・ケア学会 総会・第31回学術大会』に参加させていただきました。

本郷先生の論文が掲載されましたのでご報告いたします。
自殺レジストリーを使用して、自殺による院外心停止の特徴、予後についてまとめられています。
SHIPPs studyの二次解析論文がScientific Reportsにpublishされました。
本邦の多機関の小児鈍的肝脾損傷のデータベースを利用させていただき、年齢別に来院時のヘモグロビン値とショックインデックスを組み合わせた場合の
止血術や輸血治療といった重要なinterventionの診断精度を検証したものでした。
第30回日本災害医学会学術集会に当院から医師5名、看護師2名、薬剤師2名、臨床工学技士1名が参加させて頂きました。第30回記念大会ということで、災害大国日本のこれまでの歴史、能登半島地震での活動の振り返りや、今後の災害医療のあり方までさまざまなセッションや催しがありました。私たちも地域の災害拠点病院として、今後も来るであろう大規模災害に備えていきたいと思います。関係者の皆様、ありがとうございました。
先日、令和7年度科研費の審査結果の開示が行われ、当科より4名の先生が採択されました。
中尾篤典先生:酸素中毒肺へのメディカルガス混合吸⼊の効果についての検討
飯田淳義先生:事態対処救急医療の学術的発展を⽬指すデータベース構築および実態の解明
松尾逸平先生:重篤な転帰を辿る⾮閉塞性腸管虚⾎(NOMI)に対する新規治療戦略の開発
上田善之先生:蘇⽣後脳症におけるCORM-3投与の⾄適投与量とTherapeutic time windowの解明
先生がた、おめでとうございます!!
学生の大下くんにも頑張ってもらった、くも膜下出血に関する論文が脳神経外科の先生方のご協力もあり、Acute Medicine & Surgeyに掲載されましたのでご報告します。
非外傷性のくも膜下出血の多くは脳動脈瘤の破裂が原因ですが、破裂性椎骨動脈解離も重要な病因の1つです。
後者の方が予後が悪いという報告は散見されていましたが、その発症様式や臨床像についての報告はこれまでほとんどありませんでした。
本研究では2023年までの5年間に当院に救急搬送されたくも膜下出血の患者さんを対象とし、破裂性椎骨動脈解離が原因のくも膜下出血の患者さんでは、
先行する頭痛の割合が高く、院外心停止に陥る割合も高い傾向にありました。その結果ICU死亡率は高いものの、6ヶ月後の神経学的予後は脳動脈瘤破裂と変わりませんでした。
以上、ご報告申し上げます。
ECPRの適応と倫理的配慮 臨床現場の実際
塚原先生が執筆に携わりました。
LiSA - 周術期管理を核とした総合誌[リサ] -2024年12月号
出版社 : メディカル・サイエンス・インターナショナル
2024年12月1日発行
小原隆史先生が公益財団岡山医学振興会より表彰状を受賞されました。
おめでとうございます!