2018年11月19日~11月21日に横浜市で開催される第46回日本救急医学会総会・学術集会にて、当センターから12題の演題が採択されています。詳細はリンク先を参照ください。
【2018年学会発表-国内-】
2018年11月19日~11月21日に横浜市で開催される第46回日本救急医学会総会・学術集会にて、当センターから12題の演題が採択されています。詳細はリンク先を参照ください。
【2018年学会発表-国内-】
当センターにおいて、9月13日に脳死下臓器提供がありました。低酸素性脳症により治療の効なく脳死と診断された方のご家族が臓器提供に同意され、心臓、肺、肝臓、腎臓が、日本各地にいらっしゃる移植を必要とする方々に届けられました。 現時点で、移植を受けられた方々の経過は良好、という情報が入っています。
救命救急は、徐々に病態が悪化する慢性疾患ではなく、事故や急病を扱います。私たちは日々、持てるすべてを注ぎ、全力で治療にあたっております。しかし、救命救急のプロフェッショナルである私たちでも、救命差し上げること叶わない方もらっしゃいます。
愛する人との突然の別れに直面せざるを得ないご家族を前にする時、救命救急のこのような環境だからこそ終末期医療を大切にしなければならない、と私たちは考えています。
岡山大学病院高度救命救急センターでは、臓器提供を終末期医療の選択肢のひとつとしてとらえ『Quality of Death』を考えながら診療にあたっています。その現場では、さまざまな苦悩や葛藤が存在します。
10月14日、当センターの第一線で活躍する精鋭たちが【いのちのリレーを考える講演会】で終末期医療・臓器提供に関する講演をおこないます。
ぜひお越しください。
湯本哲也 終末期医療のありかたについて考える—現状と今後についてー
内藤宏道 臓器提供:救命医療とのはざまで—救急担当医の苦悩ー
尾迫貴章 終末期医療と臓器提供ー岡山大学病院高度救命救急センターの取り組みー
【いのちのリレーを考える講演会】
日 時:10/14(日) 13:30〜15:30
場 所:ピュアリティまきび 3階 橘の間
(岡山市北区石井2-6-41)
参加費:無料
定 員:100名
事前申込み不要
10月1日(月)岡山芳泉高校の教員向けに心肺蘇生講習を行いました。
総勢60名の各科の先生方が熱心に心肺蘇生に取り組んでくださいました。
積極的な質問もいただき、充実した講習会でした。
平成 30年9月8日(士) 14時00分~17時00分
県医師会主催の「救急の日」講演会で、当科の尾迫先生が講演されます。
http://www.okayama.med.or.jp/lle/app/kouza?&MODE=detail&id=13571
平成30年8月4日、表記訓練に当センターから岡大DMATチームが、高知県立幡多けんみん病院に設置された幡多・高幡医療圏DMAT活動拠点本部にて訓練プレイヤーとして活動してきました。
広域且つ甚大な被害、また交通手段も壊滅的と非常に困難な活動設定でしたが、有意義なものになりました。今後に活かしたいと思います。
また、当センターからは訓練プレイヤーだけでなく、指定プレイヤーとして大分県豊肥・南部活動拠点本部、および小児周産期リエゾンコントローラーとして大分県保健医療調整本部でも活動致しました。
当センターは、災害医療の現場におけるプロフェッショナルとしてのみならず、災害医療指導・教育活動にも力を注いでおります。
この度の『平成30年7月豪雨』で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
今回の豪雨により、岡山大学病院高度救命救急センターの所在地である岡山県、特に倉敷市を始めとした備中地域は甚大な被害を受けました。
当センターは7月7日に院内災害対策本部および岡山県DMAT南東部活動拠点本部を院内に設置したのち、両本部、岡山県DMAT南西部活動拠点本部、岡山県保健医療調整本部にて医療・行政両面からの支援活動を指揮。併せてDMATチーム3隊を編成・派遣し、病院避難支援活動、医療機関支援、地域搬送、現場活動、避難所支援活動をおこないました。加えて当センター小児医療班を主体とした小児周産期リエゾンチームも、県庁を中心に活動いたしました。他県からの支援DMAT隊が活動を終了・撤収して以後も、当センターを中心とした岡山大学病院救護班による避難所・救護所支援活動、および倉敷市・備中保健所での本部活動支援を現在も継続中です。
『全ては被災者のために』
岡山大学病院高度救命救急センターはこの言葉を胸に災害医療のスペシャリストとして『私たちの岡山』のために、そして『私たちの日本』のために、これからも尽力し続けます。
この度の豪雨で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
洪水被害からいち早く元の生活に戻るためにも、みなさまが健康であり続けることが大切です。
岡山大学は被災しても体調を崩さないようにするための3つのポイントをご紹介いたします。
https://e-mr.sanofi.co.jp/pharmaciens/forpharmacist/omoshiroigaku/
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 救命救急・災害医学講座 教授の中尾篤典先生が、医学に関するおもしろ話を解説します。医学の奥深さに触れ、生体や疾患への関心が高まるような内容をお届けします。