能登半島地震の時に行った救助医療連携活動の報告がAcute Care Medicine and Surgeryに掲載されました。
災害の救助現場で警察や消防からなる救助チームと医療チームが連携し、124時間倒壊家屋に挟まれていた要救助者を救助した報告になります。
クラッシュ症候群を防ぐためにがれきの下の救助医療(CSRM)を行い、救助前からの医療介入を行ったことが有用であったと考えられます。
関係者の皆様に御礼申し上げます。
能登半島地震の時に行った救助医療連携活動の報告がAcute Care Medicine and Surgeryに掲載されました。
災害の救助現場で警察や消防からなる救助チームと医療チームが連携し、124時間倒壊家屋に挟まれていた要救助者を救助した報告になります。
クラッシュ症候群を防ぐためにがれきの下の救助医療(CSRM)を行い、救助前からの医療介入を行ったことが有用であったと考えられます。
関係者の皆様に御礼申し上げます。
心停止患者におけるバイスタンダーCPRの性別による予後に関する研究がResuscitation Plusに掲載されましたので、ご報告いたします。
本研究ですが、岡山市消防局のデータベースを利用させていただき、岡山市における院外心停止患者さんでバイスタンダーCPR を受けた患者さんのバイスタンダーの性別に焦点を当て、解析したものになります。
リアルワールドにおけるバイスタンダーCPRにおける性別でROSC、30日生存、30日後の神経学的予後に違いがあるかを検討しましたが、有意差はないという結果でした。
今後も検討が必要になるかと思われますが、岡山市のデータを用いて報告でき意義があるかと思います。
医療者だけでなく、救急隊の日々の努力があり、データを積み重ねていただいたことから、このような報告ができていると感じます。
皆様、ありがとうございました。
https://authors.elsevier.com/sd/article/S2666520424001103
体外循環式心肺蘇生法(ECPR)を受けた患者さんの臓器提供に関する研究がCritical Careに掲載されましたのでご報告申し上げます。
本研究は日本臓器移植ネットワークのデータベースを利用させていただき、脳死下あるいは心停止下臓器提供に至った患者さんのうち、
心停止のエピソードがあった患者さんを対象として、ECPRを受けた群とECPRを受けなかった群を比較しました。
臓器提供の選択肢提示や臓器提供に至るまでの期間はECPRを受けた群で有意に長いことが分かりました。
また、レシピエントの移植臓器の生着率について、ECPRを受けた患者さんから提供を受けた場合は、ECPRを受けなかった患者さんからの提供と比較して、移植肺の生着率が有意に低いことが判明しました。他の臓器ではそのような差は認められませんでした。
本研究の結果の検証はまだまだ必要ですが、本邦からこのような研究結果が発信できたことは大変意義深いと考えます。
関係者の皆様に深く御礼申し上げます。
https://ccforum.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13054-024-04949-5
テレビ東京 日曜ビッグバラエティ「密着!救命救急24時~カメラが捉えた緊迫の瞬間…奇跡の生還SP~」放送のお知らせ(2024年5月5日(日)18時30分~放送)/
高度救命救急センターにスポットを当てた番組が放送されます。ぜひご覧ください
(当院以外の医療機関も放送されます)。
【放送日時】
番組名:テレビ東京 日曜ビッグバラエティ「密着!救命救急24時~カメラが捉えた緊迫の瞬間…奇跡の生還スペシャル~」
取材先:岡山大学病院 高度救命救急センター ほか
放送日時:2024年5月5日(日)18時30分~20時50分(7ch)
製作著作:株式会社 日経映像
先日はりま交通研修センターでの緊急走行訓練があり、
2年の佐々木救命士と4月より救命士となった中山・末永救命士が参加しました。
走行訓練では緊急走行に関する知識、法律等を学びました。
実車訓練では、クランク、S字などを走行し、
また助手席での運転補助に関しても学びました。
この実習で得たことを業務に活かしていきます。
今年度もHYBRIDにて、教室説明会を開催させていただきます。
■日時:2024 年 6 月 5 日(水)18:30 ~
■場所:臨床研究棟1F 医局(Zoom参加も可!!)
下記URLより事前申し込みよろしくお願いいたします。
https://forms.gle/8ChH5HdckUiJSrEw8
当日皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
4月から6月にかけて医学科1年生にBLSの講義をします。
お手伝いしてくれる学生さん、1年生にとってお手本となる先輩です。
1年生の皆さんも頑張ってください。
2年目と1年目の研修医の先生がたです。
頼もしい救急科の一員として日々頑張っています。
稲葉先生、内藤先生を中心に実施されたLIFE studyの二次解析で、
救急外来を通してICUに入室した高齢者は入室前の臨床フレイル・スケールに関わらず、
半年後のADLやQOLの指標が低下するということが示されました。
本研究により、救急集中治療領域において高齢者のICU入室時や退室時の家族への説明の一助となる可能性があると同時に、
いかにADLやQOLの低下を招かないような対策が、ICU入室中から、
そして退室した後も重要な課題となることが改めて示されたと思われます。
本郷先生、おめでとうございます。
ご指導いただきました皆様有り難うございました。
令和6年度科研費に3名の先生の課題が採択されました。
おめでとうございます!!
〇 湯本哲也先生:基盤研究(C)(⼀般)
敗⾎症における腸管不全に対する新規経⼝治療薬CORM-401の効果の検証
〇 上田浩平先生:若⼿研究
腹腔鏡⼿術における術後腸管に対する⼀酸化炭素ガスの有⽤性
〇 平山隆浩先生:若⼿研究
看護ケアの標準化に向けた喀痰性状変化の可視化による新規評価スケールの開発