当科災害医学マネジメント学講座 平山隆浩さんが、
令和3年度科研費(学術変革領域研究(A・B)、研究活動スタート支援)の交付内定をいただきました。
●安全で有効な人工呼吸管理を行うための新規喀痰評価指標の開発のための調査研究
おめでとうございます!!
当科災害医学マネジメント学講座 平山隆浩さんが、
令和3年度科研費(学術変革領域研究(A・B)、研究活動スタート支援)の交付内定をいただきました。
●安全で有効な人工呼吸管理を行うための新規喀痰評価指標の開発のための調査研究
おめでとうございます!!
疫学・衛生学教室と共に、取り組んできました「幼少期の睡眠と学童期のケガの関連性」に関する論文が、
IJERPHの9月号(Children's Health)に掲載されました。
Obara T, Naito H, Tsukahara K, Matsumoto N, Yamamoto H, Yorifuji T, Nakao A.
Short or Irregular Sleep Duration in Early Childhood Increases Risk of Injury for Primary School-Age Children: A Nationwide Longitudinal Birth Cohort in Japan.
J. Environ. Res. Public Health 2021, 18(18), 9512
「21世紀出生児縦断調査」という大規模コホート調査を利用して、
幼少期の睡眠習慣が学童期の生活習慣(ケガ)に影響を及ぼすこと示した研究です。
先日、第57回日本移植学会総会にて発表を行いました。
コロナ禍にて現地へ行くことはできず、WEBでの口演となりましたが、
発表された先生方、お疲れ様でした。
・萩原 万瀧
コロナ禍における面会制限は脳死下臓器提供に影響を与えたか?(岡山大学病院高度救命救急センターの経験から)
・小原 隆史
一酸化炭素遊離分子 (CORM) 管腔内投与による小腸移植グラフト保存への新しいアプローチ
・山本 浩継
ラット小腸移植モデルを使った水素含有生理食塩水の管腔内投与による臓器保護効果の検討
外傷性心停止で搬送時間が15分をすぎると生存率が1%以下になるといった内容の論文が
BMC Emerg Medに掲載されました。
https://bmcemergmed.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12873-021-00499-z
内藤先生、おめでとうございます!
Naito H, Yumoto T, Yorifuji T, Nojima T, Yamamoto H, Yamada T, Tsukahara K, Inaba, Nishimura T, Uehara T, Nakao A.
Association between emergency medical service transport time and survival in patients with traumatic cardiac arrest: a Nationwide retrospective observational study.
BMC Emerg Med. 2021 Sep 16;21(1):104.
岡山大学病院で最近検討しておりますECMO装着下の脳死判定に関し、
雑誌『救急医学』2021年9月号に掲載されました!
内藤宏道, 塚原紘平, 青景聡之, 中尾篤典.
特集 臓器提供・臓器移植 脳死判定の実践と展望 ECMO装着下における脳死判定のありかた
救急医学; 45(10). 2021
岡山赤十字病院の先生方と書いた、
ARVCの蘇生、診断例に関するCase ReportがActa Med Okayamaに掲載されました。
https://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/ja/62405
Arrhythmogenic Right Ventricular Cardiomyopathy Diagnosed duringHospitalization for Cardiac Arrest.
Ochia M, Iida A, Takahashi Y, Tanaka M, Saito H, Naito H, Mikane T, Fuke S.
Acta Med. Okayama, 2021; 75(4): 517-521
皆さま、長らくお待たせ致しましたが、今年も開催します。
~重症患者の栄養管理について語る会~
緊急事態宣言延長もあり、今年も『with コロナ』でのぞむ会となりました。
来たる21/09/25(土)、以下の通りに『重症患者栄養管理フォーラム』をWEB開催する予定です。
下記URLよりお申し込みください!!
■会名:重症患者栄養管理フォーラム
■日時:21/09/25(土)13:00〜15:00
■開催形式:WEB開催
■参加費:無料
■主催:広島大学病院高度救命救急センター & 岡山大学病院高度救命救急センター
共催:ネスレ日本株式会社
岡山大学病院からは、以下の方々がご登壇される予定です。
Doctor 山田 太平
Nutritionist 開原 裕子
Nurse 石川 真衣
Nurse 山重 達也
職種を問わず、老若男女を問わず、重症患者の栄養管理に興味のある方は、是非お誘い合わせの上ご参加下さいませ。
よろしくお願い申し上げます。
小原先生の論文が、Journal of Clinical and Diagnostic Researchに掲載されました。
Potentially Misleading Radiograph: Neglected Developmental Dysplasia of the Hip.
Obara T, Nojima T, Uehara T, Nakao A, Naito N.
高エネルギー外傷で搬送された患者さん、骨盤X線を撮ると股関節の著しい変形を認め、
みんなびっくりした思い出の症例です。
おそらく先天性股関節脱臼があり未治療で放置したなれの果てであり、
上原先生からのアドバイスを取り入れ、なんとか論文にこぎつけたものです。
小原先生は小児科ベースであり、大変深い考察をされています。
著者の先生がた、おめでとうございます。
https://www.jcdr.net/article_abstract.asp?id=15268
大学院生の本郷先生が、他施設共同研究でRRSが発動した入院患者さんの特徴について調べた研究成果がAMSに掲載されました。
約2000例のRRSの対象になった患者を調べたところ、
自宅へ退院できた割合は半分以下であり、高齢であったり悪性疾患やもともと神経学的に
問題がある患者さんは、なかなかRRSで早く発見しても自宅退院は難しい、
一方、アナフィラキシーのような病態はRRSが有効であるということをきちんと解析して
論文にしてくれました。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ams2.690
Hongo T, Naito H, Fujiwara T, Naito T, Homma Y, Fujimoto Y, Takaya M, Yamamori Y, Nakada T, Nojima T, Nakao A, Fujitani S, In‐Hospital Emergency Study Group.
Prevalence and predictors of direct discharge home following hospitalization of patients with serious adverse events managed by the rapid response system in Japan: a multicenter, retrospective, observational study. Acute Med Surg. 2021 Aug 16;8(1):e690.
中尾篤典教授が連載中の、レジデントノートこんなにも面白い医学の世界
第84回『硫化水素が治療に使われる?』が掲載されました。
https://www.yodosha.co.jp/rnote/trivia/trivia_9784758116671.html