雑誌「人工呼吸」に、小原隆史先生が熊本で経験したみかん誤嚥の小児例の報告が掲載されました。
(紙面は今月号に掲載予定)
経気管切開孔アプローチにて気道異物を摘出した乳児例
小原隆史 , 永芳真理子, 余湖直紀, 水足佐知子, 武藤雄一郎, 浅井栄敏, 平井克樹
前医での症例にも関わらず、学会発表前の科内の予演の際には、皆様から貴重なご意見を賜り、
また、査読に対しては、塚原先生から有意義なアドバイスを頂きました。
本当にありがとうございました。
雑誌「人工呼吸」に、小原隆史先生が熊本で経験したみかん誤嚥の小児例の報告が掲載されました。
(紙面は今月号に掲載予定)
経気管切開孔アプローチにて気道異物を摘出した乳児例
小原隆史 , 永芳真理子, 余湖直紀, 水足佐知子, 武藤雄一郎, 浅井栄敏, 平井克樹
前医での症例にも関わらず、学会発表前の科内の予演の際には、皆様から貴重なご意見を賜り、
また、査読に対しては、塚原先生から有意義なアドバイスを頂きました。
本当にありがとうございました。
今年度、救命救急科教室説明会はハイブリッド開催にて実施させていただきます。
当センターでは多くの救急科専門医指導のもと、多彩な症例を背景に充実した研修を日々おこなっております。
救急救命診療、集中治療、災害医療は勿論、基礎・臨床研究や医学教育に興味がある皆様に出会える日を、私たちは楽しみにしております。
私たちと一緒に、充実した日々を送ってみませんか?
【第1回目 救命救急科説明会】
■ 日時:2022年6月8日(水)18:30~
■ 場所:臨床研究棟1階救命救急科医局・Zoom
■ 申込:下記URLより事前登録をお願いします
https://docs.google.com/forms/d/14vjLt1QPoY7vQig9FZyepw-O6SBOTGB2TbCLSfh2-j4/edit
岡山大学病院の臨床工学部門におられた林久美子さん(現 熊本中央病院 臨床工学科)と、
当科の青景聡之先生、塚原紘平先生、内藤宏道先生で執筆した論文が雑誌、人工呼吸に掲載されましたので報告します。
「プレッシャーサポート換気時の食道内圧と流量波形の関連性の検討」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsrcm/38/2/38_169/_article/-char/ja/
なお、この論文は2021年度の「人工呼吸」奨励論文賞を受賞しています。
http://square.umin.ac.jp/jrcm/contents/award/award2021.html
皆様、おめでとうございます。
湯本哲也先生が留学中に共著者として携わった論文がJCI (The Journal of Clinical Investigation)にpublsihされました。
The microbiome restrains melanoma bone growth by promoting intestinal NK and Th1 cells homing to bone.
https://www.jci.org/articles/view/157340
メインのラボではありませんが、ちょうどCOVID-19 pandemicからの帰国後、マウス小腸パイエル板の免疫細胞のhomingを観察するための手術をやっていました。
要旨はgut microbiomeは腸管免疫細胞のhomingに関与し、メラノーマの骨転移病巣を制御しているという内容です。
またここのラボのボスが整形外科出身の東大免疫学教授の高柳先生(RANKL cascaeの発見)を尊敬しており、
ちょうど留学助成金を獲得した時にこの先生が上原賞を獲得し受賞講演を聴いていたこともあって何かしらの縁があったと感じています。
米国では非常に格式高いjournalとして目標にされていますのでよかったと思います。
心停止蘇生後の神経学的予後と来院時アンモニア値の関係に関する論文がJournal of Clinical Medicineに掲載されました。
Can Blood Ammonia Level, Prehospital Time, and Return of Spontaneous Circulation Predict Neurological Outcomes of Out-of-Hospital Cardiac Arrest Patients? A Nationwide, Retrospective Cohort Study.
心停止時には、アンモニア代謝が低下することを利用して神経学的な予後が推定できる論文になります。
アンモニアは脳では神経毒性を発揮し脳障害を起こし心停止時間が長くなると、血中アンモニア濃度が高くなり予後が悪くなると言うことを報告しております。
以前よりアンモニアの報告はありましたが、今回はJAAM OHCAレジストリを使用し多人数で検討したこと、病院到着時に自己心拍再開している場合と心停止継続している場合と群を分けた
とが強みになります。
野島先生、おめでとうございます。
中尾教授に多大にお助けいただき、下記論文がAm J Emerg MedでPublishとなりました。
筆頭著者は先日、大学院を卒業した、兵庫県災害医療センターの西村健先生です。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0735675722002315
外傷診療での救命士の有用性に関する論文です。
中程度の外傷に関して、救命士の救急車同乗の効果が高い可能性があります。
筆者らは、救命士のみに許可された処置よりも救命士の判断(病態把握、病院選定・連絡)が救命に関与していると考えています。
令和3年3月31日、当科より3名の医学博士が誕生しました!!
◆山本浩継先生:
Luminal preloading with hydrogen-rich saline ameliorates ischemia-reperfusion injury following intestinal transplantation in rats
(ラット小腸移植において水素含有生理食塩水の管腔内投与は虚血再灌流障害を軽減する)
◆青景聡之先生:
The effects of inhaling hydrogen gas on macrophage polarization, fibrosis, and lung function in mice with bleomycin-induced lung injury
(ブレオマイシン誘発肺傷害マウスに対する水素ガス吸入のマクロファージの分極、線維化および肺機能への影響)
◆西村健先生:
Comparison of direct oral anticoagulant and vitamin K antagonists on outcomes among elderly and nonelderly trauma patients
(高齢者と非高齢者外傷患者における新規抗凝固薬とビタミンK競合薬との予後の比較)
おめでとうございます!!
4月より当科に来られた本郷貴識先生の論文が、Critical Careにpublishされました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35395802/
多施設後ろ向き研究で、抜管後の嚥下障害に対してST介入の遅れが、その後の嚥下障害あるいは死亡につながるという大変重要な知見が得られました。
それなりのReviseを要求されましたが、positive feedbackであり、うまく対応できて乗り切ることができました。
今後も少しでもMajor誌に挑戦できたらと思います。
おめでとうございます!!
中尾篤典教授が連載中の、レジデントノートこんなにも面白い医学の世界
第92回『湿布の貼りすぎで血をはいた』が掲載されました。
https://www.yodosha.co.jp/rnote/trivia/trivia_9784758116794.html
西村健先生の論文がTrauma Surg Acute Care Openに掲載されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35321528/
Geriatric trauma prognosis trends over 10 years: analysis of a nationwide trauma registry.
Nishimura T, Naito H, Nakao A, Nakayama S.
Trauma Surg Acute Care Open. 2022;7(1):e000735.
高齢者の人口が増え、今後は外傷における高齢者の割合は増えていくと予想されます。
ここ10年の高齢者の治療成績を日本外傷データバンクでみるととくに重症の外傷において、治療成績が向上していました。
西村先生、おめでとうございます!