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新着情報

内藤宏道先生の論文がAJEMに掲載されました

内藤宏道先生の論文がAJEMに掲載されました。

 

Naito H, Nojima T, Yorifuji T, Fujisaki N, Nakao A.
Mid-term (30- to 90-day) neurological changes in out-of-hospital cardiac arrest patients: A nationwide retrospective study (the JAAM-OHCA registry)


https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0735675722003175

 

心停止症候群患者の中期・長期の予後はまだ研究が少ない状況です。

日本救急医学会のデータベースを使用して検証したところ、

30日から90日の間に、神経学的予後(CPC)が改善する患者は7%いました。

逆に悪化する患者も14%(死亡を含む)いるため、この期間でのリハビリテーションや心停止の予防が重要だと思われます。

また、30-90日の期間内での神経学的予後改善に体温管理療法が関係していました。

 

2022年06月21日(火)| NEWS

<ご案内>令和4年度外科救急連携 プログラム説明会

今年度も「令和4年度外科救急連携 プログラム説明会」を開催させていただきます。

令和4年外科救急連携プログラム説明会ポスター

 

■ 日  時:令和4 年6 月24 日(金) 18 : 00 〜19 : 30

■ 開催方法:オンライン(ZOOM)

 

下記、参加登録フォームより事前登録をお願いします。

https://forms.gle/3BvBbJtGqsDFGzYN6

 

皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

 

2022年06月17日(金)| NEWS

平岡知浩先生の論文が掲載されました

今年4月より来られた、平岡知浩先生が前職の松山赤十字病院で経験した症例報告がBMJ Case Repに掲載されました。

 

Hiraoka T, Tsuge M , Kondo Y .

Cyclosporine for the treatment of multisystem inflammatory syndrome in children with coronary artery aneurysms.

BMJ Case Rep. 2022 Jun 9;15(6):e250375.

https://casereports.bmj.com/content/15/6/e250375

 

COVID-19罹患後の冠動脈瘤形成を合併した小児多系統炎症症候群(MIS-C)患者についての報告です。

MIS-Cは川崎病と類似の病態が想定されることから川崎病の治療をベースにした治療方針が提唱されており、

海外ではIVIG±ステロイド、不応例にはアナキンラが用いられますが、

日本においては小児でのアナキンラは適応外のため使用できず、そのほかの治療についてはエビデンスが十分ではありません。

また、川崎病でのデータになりますが、ステロイド投与が冠動脈拡張を増悪した報告があり、

本症例では使用しにくいと判断しました。

シクロスポリンは川崎病の不応例で選択される治療法のひとつであり、

本症例においては川崎病の診断基準も満たしたためIVIG不応後にシクロスポリンを開始し、症状は改善しました。

 

経時的なサイトカイン分析では、シクロスポリン導入後にIL-6TNF-αIFN-γの低下を認めました。

今回の報告は、MIS-Cの新たな治療オプションを提示し、

日本を含めたアナキンラが使用できない地域で特に有用な報告であると考えています。

 

 

2022年06月16日(木)| NEWS

第8回おかやまDMAT隊員養成研修に参加しました

先日開催された「第8回おかやまDMAT隊員養成研修」に救急救命士の2名が参加させていただきました。

 

 

新たに、業務調整員が誕生です!!

受講者の皆様、インストラクターの皆様、お疲れ様でした。

 

 

2022年06月06日(月)| NEWS

Crit Careに論文がPublishされました

ECPRに関する多施設共同研究(後ろ向き)に当院も参加させていただきました。

Crit Careに論文がPublishされましたので報告します。

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35534870/

 

Inoue A, Hifumi T, Sakamoto T, Okamoto H, Kunikata J, Yokoi H, Sawano H, Egawa Y, Kato S, Sugiyama K, Bunya N, Kasai T, Ijuin  S,

Nakayama S, Kanda J, Kanou S, Takiguchi T, Yokobori S, Takada H, Inoue K, Takeuchi I, Honzawa H, Kobayashi M, Hamagami T, 

Takayama W,  Otomo Y, Maekawa K, Shimizu T, Nara S, Nasu M7, Takahashi K, Hagiwara Y, Kushimoto S, Fukuda R, Ogura T,  Shiraishi S ,

Zushi R, Otani N,  Kikuchi M, Watanabe K, Nakagami T, Shoko  T, Kitamura N, Otani T, Matsuoka Y, Aoki M, Sakuraya M, Arimoto H,.

Homma K, Naito H, Nakao S, Okazaki T, Yoshio Tahara Y, Kuroda Y, SAVE-J II study group.

Extracorporeal cardiopulmonary resuscitation in adult patients with out-of-hospital cardiac arrest: a retrospective large cohort multicenter

study in Japan.

Crit Care. 2022 May 9;26(1):129.

2022年05月25日(水)| NEWS

第38回日本救急医学会中国四国地方会を終えて

2022年5月20日(金)、21日(土)国際交流センターにて、

第38回日本救急医学会中国四国地方会を、皆様のご支援のもと、無事に終えることができました。

 

 

過去2回誌上開催であり、今年こそは現地開催を試みたく、

それでも未だに収束をみない新型コロナウイルス感染症に対しハイブリッド開催となりましたが、

350名を超える方々にご参加いただくことができました。


多くの方に集まっていただき迫力あるライブでの討論ができたこと大変嬉しく思います。

学会期間中は至らぬ点もあったかと思いますが、何卒、ご容赦下さいますようお願い申し上げます。

 

テツandトモの歌に感動し、泣きそうになったのはなんでだろう~

 

 

 

次回は佐藤会長のもと、松山で来年お会いしましょう!!

今後とも岡山大学病院高度救命センタースタッフ一同、よろしくお願い申し上げます。

 

2022年05月23日(月)| NEWS

第38回日本救急医学会中国四国地方会を開催します

明日、第38回日本救急医学会中国四国地方会を国際交流センターにて開催させていただきます。

https://med-gakkai.jp/jaam-cs38/aisatu/

 

『POST COVID-19, WITH COVID-19』

会 期:2022年5月20日(金)・21日(土)

会 場:岡山国際交流センター

会 長:中尾 篤典(岡山大学大学院 医歯薬総合研究科 救急救命・災害医学)

 

感染対策をしっかり行い、多数の皆様のご参加をお待ちしております。

 

2022年05月19日(木)| NEWS

小原隆史先生の小児例の報告が雑誌「人工呼吸」に掲載されました

雑誌「人工呼吸」に、小原隆史先生が熊本で経験したみかん誤嚥の小児例の報告が掲載されました。

(紙面は今月号に掲載予定)

 

経気管切開孔アプローチにて気道異物を摘出した乳児例

小原隆史 , 永芳真理子, 余湖直紀, 水足佐知子, 武藤雄一郎, 浅井栄敏, 平井克樹 

 

前医での症例にも関わらず、学会発表前の科内の予演の際には、皆様から貴重なご意見を賜り、

また、査読に対しては、塚原先生から有意義なアドバイスを頂きました。

本当にありがとうございました。

 

 

2022年05月13日(金)| NEWS