本郷先生のpaperがResuscitation Plusにpublishされました

Changes in temporal muscle dimensions and their clinical impact in out-of-hospital cardiac arrest survivors - ScienceDirect

 

近年のホットトピックスである集中治療後症候群について、心停止蘇生後の患者さんにフォーカスを当て、

来院時とフォローアップ時の頭部CTを利用して、側頭筋の面積や厚さ、CT値の変化について当院を含めて

6施設にご協力いただき多施設後向視的研究を行いました。

 

フォローアップCTは中央値4日後に撮影され、来院時と比較して有意に側頭筋の面積や厚さ、CT値は低下していました。

これは1日にあたりの萎縮率に換算すると中央値2.0%で、心停止蘇生後の患者さんでも早期に筋萎縮が観察され、

これまでの研究で報告されてきた、他の重症患者さんの大腿四頭筋などの萎縮率と一致する結果でした。

 

1日あたりの萎縮率の中央値で2群に分けて、生存率や神経学的予後を検討しましたが、Cox比例ハザード分析では有意な差は認められませんでした。

また、多変量解析で萎縮に関連する因子を抽出することはできませんでした。

 

後ろ向き研究であることや比較的患者さんの数が少なかったことなど様々な限界はありますが、

心停止蘇生後の患者を対象として、またCTという客観的指標を用いて検討できたことは大きな意義があると考えられ、

今後のこの分野の研究の更なる発展につながると考えられました。

 

本郷先生、おめでとうございます。

ご協力いただいた皆様有り難うございます。

 

2023年12月19日(火)| NEWS

岡山県医師会学術奨励賞 

本郷先生が岡山県医師会学術奨励賞を受賞されました。

 

12月9日(土) 岡山県医師会館にて 

 

本郷先生、おめでとうございます!

2023年12月11日(月)| NEWS

中尾篤典教授のコラムがレジデントノート12月号に掲載されています

中尾篤典教授が連載中の、レジデントノートこんなにも面白い医学の世界

第111回『冬にインフルエンザや風邪が流行るのはなぜ?』が掲載されました

 

【第111回 冬にインフルエンザや風邪が流行るのはなぜ?】こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えます|プライマリケアと救急を中心とした総合誌:レジデントノートホームページへようこそ - 羊土社 (yodosha.co.jp)

 

 

2023年11月14日(火)| NEWS

田邉綾先生の論文がResuscitation Plusにpublishされました

田邉先生のDNAR指示のある院外心停止患者の病院到着後の治療パターンと医療者のストレスに関する岡山県内でのアンケート調査論文が

Resuscitation Plusにpublishされました。

 

Treatment patterns and clinician stress related to care of out-of-hospital cardiac arrest patients with a do not attempt resuscitation order - ScienceDirect

 

研究計画、アンケート内容の吟味からここまでよくまとめられたと思います。

おめでとうございます。

 

 

2023年11月13日(月)| NEWS

内藤宏道先生の論文がResuscitationに掲載されました

内藤宏道先生の論文がResuscitationに掲載されました。

Effect of stomach inflation during cardiopulmonary resuscitation on return of spontaneous circulation in out-of-hospital cardiac arrest patients: A retrospective observational study - Resuscitation (resuscitationjournal.com)

 

蘇生中の換気で胃に空気がはいることがあります。胃に空気が入ることによるROSCへの影響をCTスキャンのデータで確認しましたが、

空気の流入はROSCには影響しませんでした。

空気の流入量はあまり多くなかった(胃の容量の中央値で400ml)ためかもしれません。

 

論文執筆にあたり、たくさんの先生方に計画、データ取得、論文執筆とお世話になりました。

 

2023年10月18日(水)| NEWS

中尾篤典教授のコラムがレジデントノート11月号に掲載されています

中尾篤典教授が連載中の、レジデントノートこんなにも面白い医学の世界

第110回『森林浴に効果はあるのか?』が掲載されました。

 

【第110回 森林浴に効果はあるのか?】こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えます|プライマリケアと救急を中心とした総合誌:レジデントノートホームページへようこそ - 羊土社 (yodosha.co.jp)

 

 

 

2023年10月16日(月)| NEWS

保健学科の救命救急医療講義

9月25日より、全3回に渡り保健学科の学生対象に講義を行いました。

 

9/25(月)救急・災害医療におけるメディカルスタッフの役割 

    平山隆浩先生・川田将弘看護師

 

9/27(水)救急医療と精神科救急 久村正樹先生

    救急・災害医療における課題解決WS 平山隆浩先生

 

9/29(金)1-2限簡単な応急処置、心肺蘇生術、窒息の解除などの実習

    3-4限 講義

 

最終日の講義のテーマは「心肺蘇生を希望しない終末期の患者にどう対応する?」

心肺蘇生を希望しない患者さんが搬送される、そういった患者さんをなくすにはどうしたらいいか。

介護や家族、在宅医療と救急医療との関係について、また終末期についていろんな事例を出して、みんなで意見を出してみました。

 

これらの講義が、将来医療者になっていくうえで大切なことを考えるいい機会となっていたらと思います。

 

 

 

 

2023年09月29日(金)| NEWS

中尾篤典教授のコラムがレジデントノート10月号に掲載されています

中尾篤典教授が連載中の、レジデントノートこんなにも面白い医学の世界

第109回『ワクチンは朝に打った方がよく効く?』が掲載されました。

 

【第109回 ワクチンは朝に打った方がよく効く?】こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えます|プライマリケアと救急を中心とした総合誌:レジデントノートホームページへようこそ - 羊土社 (yodosha.co.jp)

 

2023年09月11日(月)| NEWS