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ピッツバーグ大学留学中の西村先生の論文が掲載されました

大学院生の西村健先生の論文が掲載されました。

おめでとうございます!

 

Nishimura T, Naito H, Fujisaki N, Ishihara S, Nakao A, Nakayama S. 

The psoas muscle index as a predictor of mortality and morbidity of geriatric trauma patients: experience of a major trauma center in Kobe.

Surg Today. 2020 Mar 2. doi: 10.1007/s00595-020-01980-1.

https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00595-020-01980-1

 

 

年齢に伴い低下する筋肉量の変化はサルコペニアと定義されており、手術患者の予後予測に有用と考えられています。

患者の栄養状態を反映する指標としてCTを用いた腸腰筋測定方法が注目されています。

しかし外傷患者に対する研究は少ないため、今回単施設での後方視的観察研究を行いました。

結果、非サルコペニア群に比しサルコペニア群では死亡率と肺炎発生率が高いという結果がでました。

 

当たり前といえばそうですが、きちんとした検討をしてデータを解析、反省、出していくことは大変重要です。

これは兵庫県災害医療センターのデータですが、我々も頑張らないといけません。

今救命センターの評価用紙を記入していますが、特に外傷での死亡例は当科はほぼなく、大変いい成績です。

引き続いてい頑張りましょう。

 

2020年03月05日(木)| NEWS