村上先生が筆頭で記述した心停止後のCTによる予後予測に関しての論文が掲載されました。
心停止後の頭部CTの灰白質・白質の比(GWR)により予後を予測するという手法が一般的に使用されています。しかし、早期のCTでのGWRの価値については議論があり、診断精度は高くないと報告されていました。今回、5病院で測定した、我々の結果でも、診断精度はさほど高くありませんでした。しかし、早期に取得したCTでGWRが1.15を下回っていると、高い特異度で悪い予後を診断することができました。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2666520424001978
村上先生、おめでとうございます。
データ取得にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。