湯本哲也先生が留学中に共著者として携わった論文がJCI (The Journal of Clinical Investigation)にpublsihされました。
The microbiome restrains melanoma bone growth by promoting intestinal NK and Th1 cells homing to bone.
https://www.jci.org/articles/view/157340
メインのラボではありませんが、ちょうどCOVID-19 pandemicからの帰国後、マウス小腸パイエル板の免疫細胞のhomingを観察するための手術をやっていました。
要旨はgut microbiomeは腸管免疫細胞のhomingに関与し、メラノーマの骨転移病巣を制御しているという内容です。
またここのラボのボスが整形外科出身の東大免疫学教授の高柳先生(RANKL cascaeの発見)を尊敬しており、
ちょうど留学助成金を獲得した時にこの先生が上原賞を獲得し受賞講演を聴いていたこともあって何かしらの縁があったと感じています。
米国では非常に格式高いjournalとして目標にされていますのでよかったと思います。