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野島剛先生の論文がJournal of Clinical Medicineに掲載されました

心停止蘇生後の神経学的予後と来院時アンモニア値の関係に関する論文がJournal of Clinical Medicineに掲載されました。

Can Blood Ammonia Level, Prehospital Time, and Return of Spontaneous Circulation Predict Neurological Outcomes of Out-of-Hospital Cardiac Arrest Patients? A Nationwide, Retrospective Cohort Study.

 

心停止時には、アンモニア代謝が低下することを利用して神経学的な予後が推定できる論文になります。

アンモニアは脳では神経毒性を発揮し脳障害を起こし心停止時間が長くなると、血中アンモニア濃度が高くなり予後が悪くなると言うことを報告しております。

以前よりアンモニアの報告はありましたが、今回はJAAM OHCAレジストリを使用し多人数で検討したこと、病院到着時に自己心拍再開している場合と心停止継続している場合と群を分けた

とが強みになります。

 

野島先生、おめでとうございます。

 

2022年05月06日(金)| NEWS