高度救命救急センターとは
What is Advanced
Critical Care Center

・高度救命救急センターについて

高度救命救急センターとは、ICUで集中治療を必要とする患者を収容する救命救急センターのうち、切断肢・広範囲熱傷・中毒・多発外傷など、より高度な医療を提供する施設として厚生労働大臣が定める施設をいいます。国内に39施設(2017年末現在)のみが認定されており、私たちは2012年に高度救命救急センターの認可を受け、以後病院内外で発生する内因性疾患,外因性疾患の重症救急患者を受け入れ,特に他の医療機関・救命救急センターで対処できかねる高度に集学的治療が必要な患者に対して24時間365日,可能な限り受け入れ体制を敷いて治療に当たる,いわば岡山県における救急医療の「最後の砦」として活動を続けております。

・診療体制

当センターは全診療科が関与する中央診療部門です。昼夜問わず常に救急科専門医を含めた専従医が常駐しています。

重症患者及び院内発生急変患者は当センター専従医が診察に当たります。他病院から特定診療科へ依頼され,且つ生命を脅かす危険性が少ない救急患者は,担当科が対応し,センター専従医がback upいたします。

時として救急・災害現場などへ医師が出向かなければならない場合や、状態が不安定で転送困難な患者は,当センター専従医が現場に出向きます。

・特徴

救命救急外来・集中治療・高次医療機関対象特殊病態対応(四肢再接着・血管内治療・顔面骨折等)を診療の柱としています。

併せて災害医療にも注力しており、熊本地震への災害医療チーム派遣をはじめ、DMAT隊員養成事業等、精力的に活動しています。 また、大学病院の責務として『教育』『研究』の更なる向上にも注力しております。

詳細につきましては、本HPの各コンテンツを参照いただけましたら幸いです。