薬剤師 Pharmacist

戻る

岡山大学病院高度救命救急センターでは重症患者を受け入られるEICU病棟として14床を有しており、救命救急入院料を算定する治療室として入院基本料の病棟薬剤業務実施加算2を算定しています。

EICU病棟への入室患者は小児から高齢者まで様々です。そのため個々に合わせた薬剤選択が重要で、病態の変化に応じた速やかな薬剤変更が行われます。

薬剤師の主な業務として薬物相互作用の確認や薬品管理の他にも、臓器移行性や薬剤感受性を踏まえた抗菌薬の選択や投与量の調整、腎機能低下時や透析時の薬物投与量に特に注意を払っています。

病態が改善した際には薬剤投与の中止を提案したり、必要な薬剤がある場合には医師を含めた他職種でディスカッションを行い、常に最適な薬物治療を達成するために積極的に介入をしています。

私たち薬剤師は高度救命救急センターにおけるスタッフの一員として、薬物治療に日々責任を持って取り組んでいます。