医師 Doctor

湯本先生(医師)

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Q. 救命センターに来た経緯を教えてください。

私が救急の医師になりたいと思ったきっかけは、14歳のときにドキュメンタリー番組を見て憧れを持ったことがきっかけです。医師になるためにはまず進学校へ入学しなければなりません。国立大学医学部へ行くために必死で勉強し、岡山大学医学部に入学しました。実は私の入学と共に救急の医局が出来、4年間県外で修行を行った以外は、基本的に岡山大学で救命センターの成長とともに過ごしてきました。岡山大学で道を切り開き続け、現在12年目を迎えています。

Q. 救命センターではどのような役割を担っていますか?

主に他病院との連携など、救急科全体のマネジメントを行っています。つまり、救急を入口から出口までどうコントロールするか?ということです。患者様のことを把握し、どのような処置を行うかの方向性を決め、家族のIC、患者様のICのすべてを担っているつもりでやっています。また、臨床だけでなく研究マインドも併せ持つことを意識し、論文を書いたり学会の仕事等を並行してやることによって、臨床・研究のお互いがうまくはかどるようにすることがモットーです。

Q. 今後、中期的に救急科をどうしたいですか?

大学病院の責務は「発信」していくことです。大学として研究を常に続け発信すること、また、地域医療に貢献することも大事にしながら、もっとワールドワイドに認められるように臨床の情報も発信していきます。

患者様のために他科の協力も得ながら、私自身リーダーシップをとっていきたいと考えています。