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新着情報

研修医 活躍中

2年目と1年目の研修医の先生がたです。

   

 

頼もしい救急科の一員として日々頑張っています。

2024年04月19日(金)| NEWS

本郷貴識先生の論文がBMC Geriatricsにpublishされました

稲葉先生、内藤先生を中心に実施されたLIFE studyの二次解析で、

救急外来を通してICUに入室した高齢者は入室前の臨床フレイル・スケールに関わらず、

半年後のADLやQOLの指標が低下するということが示されました。

Long-term, patient-centered, frailty-based outcomes of older critical illness survivors from the emergency department: a post hoc analysis of the LIFE Study - PubMed (nih.gov)

 

本研究により、救急集中治療領域において高齢者のICU入室時や退室時の家族への説明の一助となる可能性があると同時に、

いかにADLやQOLの低下を招かないような対策が、ICU入室中から、

そして退室した後も重要な課題となることが改めて示されたと思われます。

 

本郷先生、おめでとうございます。

ご指導いただきました皆様有り難うございました。

2024年03月18日(月)| NEWS

令和6年度科研費採択されました

令和6年度科研費に3名の先生の課題が採択されました。

おめでとうございます!!

 

〇 湯本哲也先生:基盤研究(C)(⼀般)

  敗⾎症における腸管不全に対する新規経⼝治療薬CORM-401の効果の検証

〇 上田浩平先生:若⼿研究

  腹腔鏡⼿術における術後腸管に対する⼀酸化炭素ガスの有⽤性

〇 平山隆浩先生:若⼿研究

  看護ケアの標準化に向けた喀痰性状変化の可視化による新規評価スケールの開発

 

 

2024年03月01日(金)| NEWS

上田浩平先生の論文がpublishされました

2022年12月13日に開催した救命士超音波研修に関して、研修会で共に指導いただいた産科の大平先生の論文がacceptされました。

 

Assessing the efficacy of simulation-based education for paramedics in extended focused assessment with sonography for trauma under physician guidance | Scientific Reports (nature.com)

 

救命士に対するビデオ視聴とハンズオンでのシミュレーション教育でFAST施行時間が短縮したことについての論文です。

この論文ではVR視聴については言及されておらず、現在作成中です。

また、救命士の超音波教育についてさらに効率的な指導・教育方法を研究していきたいと考えております。

 

本研究にご参加いただきました先生方、ありがとうございました。

2024年02月21日(水)| NEWS

2名の先生が専門医を取得されました

この度、救急科専門医プログラムを昨年終えた小出恭大先生と、

熊本より国内留学に来られている小原隆史先生が無事、救急科専門医を取得されました😊‼️

 


おめでとうございます🙌🎉

2024年01月23日(火)| NEWS

小原隆史先生の論文がpublishされました

水素の臓器保護効果に関するBasic Scienceのreviewが、Biomedicinesにpublishされました。 

Biomedicines | Free Full-Text | Hydrogen in Transplantation: Potential Applications and Therapeutic Implications (mdpi.com)

 

donor、recipient、graft ぞれぞれに対して水素の多彩な効果による臓器保護効果が報告されていること、

また、投与経路も多様であることを中心にまとめております。 

 

reviewの考え方・整え方を一からご指導頂きました中尾先生、内藤先生、共著者の先生方、

本当にありがとうございました。

 

 

2024年01月11日(木)| NEWS

湯本哲也先生の論文がpublishされました

AMSにpublishされましたのでご報告申し上げます。

Clinical parameter‐guided initial resuscitation in adult patients with septic shock: A systematic review and network meta‐analysis - Yumoto - 2023 - Acute Medicine & Surgery - Wiley Online Library

 

成人の敗血症性ショックの初期治療において何を指標に初期蘇生を行うかをネットワークメタアナリシスで検証したものです。

当たり前の結果かもしれませんが、乳酸値あるいはCRTが他の指標よりも優れている可能性が示唆されました。

 

 

2024年01月10日(水)| NEWS

小﨑吉訓先生の論文がpulishされました

小崎先生のRESTRIC trialの二次解析論文がWorld Journal of Emergency Surgeryにpulishされました。

Association of initial lactate levels and red blood cell transfusion strategy with outcomes after severe trauma: a post hoc analysis of the RESTRIC trial | World Journal of Emergency Surgery | Full Text (biomedcentral.com)

 

RESTRIC trialは重度の出血を伴うあるいはそれが予測される重症外傷患者を対象としたクラスターランダム化クロスオーバー非劣性試験で北海道大学の早川先生を中心に当施設も参加させていただきました。最大で受傷後1週間までの急性期において、Hb7〜9g/dLを目指す制限輸血戦略とHb10〜12g/dLを目指す非制限輸血戦略の28日生存率や合併症は両群で同等であるという結果でした。

二次解析では来院時の乳酸値によりアウトカムが変わるのではないかという仮説を立て、来院時の乳酸値により3群に分けて解析しました。結果、28日生存率は3群いずれにおいても有意差は認めませんでしたが、乳酸値が低い群では、28日間の非人工呼吸管理日数や非ICU滞在日数が短くなってしまうという臨床的にも意義深い結果を見出しました。

共著者の皆様有り難うございました。

特にコアメンバーの先生方の多大なるご指導・ご助言を賜りこの場を借りて深く感謝申し上げます。

 

 

2024年01月09日(火)| NEWS

本郷先生のpaperがResuscitation Plusにpublishされました

Changes in temporal muscle dimensions and their clinical impact in out-of-hospital cardiac arrest survivors - ScienceDirect

 

近年のホットトピックスである集中治療後症候群について、心停止蘇生後の患者さんにフォーカスを当て、

来院時とフォローアップ時の頭部CTを利用して、側頭筋の面積や厚さ、CT値の変化について当院を含めて

6施設にご協力いただき多施設後向視的研究を行いました。

 

フォローアップCTは中央値4日後に撮影され、来院時と比較して有意に側頭筋の面積や厚さ、CT値は低下していました。

これは1日にあたりの萎縮率に換算すると中央値2.0%で、心停止蘇生後の患者さんでも早期に筋萎縮が観察され、

これまでの研究で報告されてきた、他の重症患者さんの大腿四頭筋などの萎縮率と一致する結果でした。

 

1日あたりの萎縮率の中央値で2群に分けて、生存率や神経学的予後を検討しましたが、Cox比例ハザード分析では有意な差は認められませんでした。

また、多変量解析で萎縮に関連する因子を抽出することはできませんでした。

 

後ろ向き研究であることや比較的患者さんの数が少なかったことなど様々な限界はありますが、

心停止蘇生後の患者を対象として、またCTという客観的指標を用いて検討できたことは大きな意義があると考えられ、

今後のこの分野の研究の更なる発展につながると考えられました。

 

本郷先生、おめでとうございます。

ご協力いただいた皆様有り難うございます。

 

2023年12月19日(火)| NEWS

岡山県医師会学術奨励賞 

本郷先生が岡山県医師会学術奨励賞を受賞されました。

 

12月9日(土) 岡山県医師会館にて 

 

本郷先生、おめでとうございます!

2023年12月11日(月)| NEWS